界面活性剤

界面活性剤とシャンプーの関係は誤解が多い

界面活性剤はナゼ使われるのか

シャンプーにも界面活性剤が使われていて、この界面活性剤が頭皮に悪影響を与えるなどの理由で毛嫌いされている人が多いです。

そもそも界面活性剤なくしてシャンプーは作れるのか。と言われたら答えはノーです。

シャンプーは頭皮と髪の汚れを洗い落とすために使うものであり、汚れを落とすために必要なのが界面活性剤だからです。

界面活性剤とは

水に溶けない皮脂という油分を洗い落とすためには、水に溶け混ざり合う必要があり、それを可能とするのが界面活性剤です。つまり水と油分とを混ぜる役割としてシャンプーで使われています。

石鹸シャンプーでさえ界面活性剤が使われているくらい、界面活性剤が全く入っていないシャンプーは存在しないのです。

このことから頭皮の皮脂をスッキリ洗い流すためには界面活性剤が必要不可欠ということになります。

 

 

界面活性剤は何が問題で誤解されているのか

界面活性剤の種類は大きく分けて「天然界面活性剤」と「合成界面活性剤」の2種類で、それぞれ特徴が違います。

【天然界面活性剤とは】
大豆や卵に含まれるレシチン、あるいはムクロジの実などに含まれるサポニンなどがこれに当たり、古くから利用されてきたものです。
【合成界面活性剤とは】
種類だけで6000種類以上とも言われ、人工的に石油などから作られていて安価なうえ泡立ちをよくすることから多くのシャンプーに使われていますが、人によっては頭皮の炎症や荒れの原因となりやすいです。
特に洗浄力が強いとされるラウリル硫酸Na、スルホン酸Na、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩などがこれに当たり、優れた浸透力で洗い上がりしっとりとして使用感が悪くない反面、すすぎ残しで頭皮に残るとフケ、かゆみ、抜け毛、ニキビなどの原因になりやすいです。洗浄力が強すぎて台所洗剤で頭を洗っていると例えてもいいくらいのレベルなので、食器洗いなどで手荒れしやすい人は特に避けたい成分となります。

 

 

アミノ酸系であっても安心できない

アミノ酸系も界面活性剤です。

「洗浄力がマイルドで低刺激」が売りで、皮脂を根こそぎ洗い落とさず必要なうるおいは残して頭皮と髪の汚れだけを落とす。というのが魅力とされています。

ですがアミノ酸系は石鹸系、高級アルコール系の界面活性剤よりも製造コストがアップするので、シャンプーの価格もこれに伴い上がってしまいます。

また洗浄力が弱めなので頭皮の皮脂トラブルに悩む人がアミノ酸系シャンプーを使っても、汚れをしっかり落としきれず残ってしまいがちになるので、頭皮トラブルをいつまでも改善できず結局、洗浄力が強めのシャンプーに戻ってしまう。というケースも少なくありません。

確かに肌に対しては低刺激ですが泡立ちも悪く、値段が高めでお財布敵にも厳しく、落としたい汚れを落としきれない。という点で合わない人も出てきます。

 

 

まとめ

シャンプーに使われる界面活性剤には種類があって、ザックリ分けると肌への刺激が強いものと弱いものとがあるので、シャンプー選びでは大事なポイントになります。

高級アルコール系の合成界面活性剤は肌への刺激が強く、確かに汚れ落ちはいいですがタンパク質変成作用もゆうしていることから髪へのダメージが心配されます。

こうした刺激の強い界面活性剤が使われ続ける理由は低コストで造れるから。

また植物性の天然由来であっても石鹸系やアミノ酸系などは人工的に作られた合成界面活性剤なので、合成界面活性剤の全てがダメというわけではありません。

特に避けたいのは石油系の合成界面活性剤と高級アルコール系の合成界面活性剤となります。

これらの違いを見極め、「例え天然由来や植物性であっても高級アルコール系は使わない」など自分なりの基準を設けてシャンプー選びしてみましょう。

ちなみにアミノ酸系シャンプーとしていながらアミノ酸系の配合率はごく少量で、メインが高級アルコール系あるいは石油系の合成界面活性剤である場合もあるので、全成分をよくチェックして選んでください。

 

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