オイリーな頭皮の皮脂対策
男女問わずオイリー(脂性肌)な頭皮トラブルは厄介なものです。
オイリーというのは皮脂が多いということですが、頭皮で皮脂の分泌量が過剰になってしまうと、ニオイ、ベタつき、ギトついて不衛生な見た目になるなど、自分だけでなく周囲にも不快な思いをさせてしまう原因になります。
だからといって誰も指摘する人はいないので、自分で気づけて何かしらの対策を講じているならいいですが、自分で気づけず周囲からヒソヒソ言われてしまうのは嫌ですよね。
そんなオイリーな頭皮には皮脂対策が必要となります。
かといって間違った対策をしたのでは逆効果となってしまうので、正しい皮脂対策でオイリーな頭皮を改善していきましょう。
シャンプーによる頭皮の皮脂対策
間違ったシャンプーのやり方や使っているシャンプーが合っていないことも皮脂トラブルの原因となります。
- 【間違ったシャンプーの仕方とは】
- 皮脂が気になるあまり一日に何度もシャンプーをする
- 念入りに洗いたいがためにシャンプーに時間をかけすぎる
- 洗浄力が強いだけのシャンプーを使い続けている
- シャンプーで汚れを十分に落としきれていない
- シャンプーのすすぎが適当で頭皮に汚れなどが残っている
などが考えられます。
簡単にまとめると洗いすぎ、洗浄力だけに頼りすぎ、その割に雑な洗い方で汚れが残りがち。ってことです。
【シャンプー習慣を見直す】
シャンプーそのものを見直すのもいいですが、シャンプーだけ変えても洗い方などの習慣が間違ったままだとシャンプージプシーになるだけなので、まずはシャンプー習慣を見直しましょう。
- シャンプー前の予洗いを丁寧に時間をかけて行う
- 毎日シャンプーを使うのではなく一日おきにするなど
- 一日に何度もシャンプーを使って洗わない
- 予洗い以上にすすぎの方には時間をかけて念入りに行う
- ドライヤーで頭皮を乾かしすぎない
オイリーになる原因とシャンプー習慣
頭皮がオイリーになる原因は皮脂が過剰に分泌されることにあります。
次に皮脂量が増える原因はシャンプー習慣、食生活、生活習慣、男性ホルモンの乱れなどがあげられます。
中でもシャンプー習慣は毎日のことなので間違ったやり方を続けていけば、当然いつまでたってもトラブルは改善されないまま、あるいは症状がさらに悪化して薄毛に…なんてことも。
●予洗いの徹底
シャンプー前にシャワーで頭を濡らしますよね。これはシャンプーの泡立ちをよくするためではなく、ここで約7割ほどの汚れを落とすために本来やるものです。だからこそ時間をかけて丁寧に。具体的には別記事で紹介しているのでそちらを参照してください。
シャンプー前の予洗いは丁寧に!予洗い(予備洗い)というのはシャンプー前に髪や頭皮をお湯で濡らすことを言います。実はシャンプー剤を使わなくても、シャンプー前のお湯だけで思った以上に汚れは落ちるものなのです。でもこれは予洗い[…]
●シャンプーは毎日使用しない
シャンプーの使用を休む日があってもいいのです。予洗いをしっかり行うことを習慣にするとともに、たまにはシャンプーを使わず湯洗いだけで済ませる日も作りましょう。
●一日に何度も洗わない
ニオイやべたつきが気になるからと言って一日に何度もシャンプーしてはいけません。シャンプーのし過ぎは頭皮を乾燥させてしまい、これが皮脂の過剰分泌の原因となってしまうからです。
●すすぎは十分に
シャンプー後のすすぎは徹底的にしつこいくらいやらないとダメで、シャンプーの泡を落としただけでは不十分です。シャンプー剤、汚れ、皮脂などが頭皮に残ったままですすぎを終えてしまうから、これが頭皮トラブルの原因になります。予洗い以上に数分時間をかけてください。
●頭皮を乾燥させない
ドライヤーで頭皮を乾かしすぎると頭皮を乾燥させる原因となり、これが皮脂の過剰分泌を招き皮脂トラブルへとつながります。
●頭皮を必要以上に刺激しない
シャンプーとすすぎの際には爪を立てない、タオルドライではゴシゴシこすらない、油分多めのヘアケア製品を使わない、髪を無理に引っ張ったりしない。など、これらはすべて頭皮への刺激となり皮脂の分泌量にも影響します。
まとめ
育毛剤や頭皮用エッセンスなどで頭皮を保湿するのはいいですが、油分多めの物はオイリーな頭皮には不向きなので成分に注意してください。
頭皮の皮脂トラブルは洗いすぎや洗い方の誤りなど自ら招いているケースが少なくありません。
加えて食生活では揚げ物など脂っこいものを好んで摂ることも皮脂対策では悪影響を与えることとなるので、こちらも改めないといけませんね。
このようにオイリーな頭皮を改善するために日頃のヘアケアとともに、食生活や生活習慣も併せて見直していきましょう。